研究課題
基盤研究(B)
本研究が対象とする古チベット語文献は、7-10世紀に書かれたチベット・ビルマ諸語の中でも最古の文献群であり、シナ・チベット語族の解明の基盤となる。本研究では,(1) 世界各地に分散する古チベット語文献のテキストデータを網羅したユニオンデータベースを構築する、(2) 古チベット語文献を年代・社会言語学的背景・ジャンルによって分類・記述する、(3) 項目(2)で記した古チベット語の多層性を考慮しながら言語コーパス(項目(1))を言語学的に解析する、の3段階の作業によって、古チベット語の多層的構造と歴史的変化を分析し、さらに将来の研究の基盤を形成することを目的とする。
すべて 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (8件) 図書 (3件)
東洋史研究 第67巻第4号
ページ: 123-129
Journal of Inner Asian Art and Archaeology 3
Proceedings of the Chula-Japan Linguistics Symposium
ページ: 251-266
ハラホト出土モンゴル文書の研究(吉田順一, チメドドルジ, 雄山閣)
ページ: 200-209