研究課題/領域番号 |
18320070
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
張 筱平 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (90424910)
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研究分担者 |
荒川 清秀 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (00167230)
塩山 正純 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 助教授 (10329592)
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キーワード | 寧夏 / イスラム / 回族 / 回族語 / 中国語 / 回族の言語文化 |
研究概要 |
本研究課題の開始にあたり、まず2006年8月に研究代表者の張筱平が、研究グループを代表し、先行して寧夏を訪問し、寧夏社会科学院と本研究課題の協力体制を構築し、第1次現地調査を実施した。第1次調査は、(1)寧夏社会科学院による本研究課題への協力体制の構築、(2)寧夏回族語の現況と文化背景に関する調査、(3)書面語形式の基礎調査、(4)イスラム寺院がはたす役割の概略調査、(5)阿〓の役割の概略調査、(6)家庭と教育の概略の把握などについて実施した。 なお、第1次調査の詳細と今後の見通しについては、『文明21』18号(愛知大学国際コミュニケーション学会2007.3)に掲載されている。 2007年1月下旬から2月初旬にかけては、張、荒川、塩山の3名が第2次現地調査を行った。寧夏社会科学院の協力のもと、寧夏自治区内の農村、小規模都市のイスラム寺院、幼稚園、一般家庭における訪問聞き取り調査を行い、前年8月以降に寧夏社会科学院の協力で実施してきたアンケート調査を回収した。第2次調査の詳細については、『文明21』19号(愛知大学国際コミュニケーション学会2007.9)に掲載する予定である。 アンケート調査については、約1200部回収することができ、現在は整理中である。整理できたものから順次、記入内容について集計を行い、結果については2007年度中の公開を目指している。
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