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2008 年度 実績報告書

外国語学習者のための語彙学習用Web教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18320089
研究機関大阪大学

研究代表者

細谷 行輝  大阪大学, サイバーメディアセンター, 教授 (90116096)

研究分担者 竹蓋 順子  大阪大学, サイバーメディアセンター, 准教授 (00352740)
大前 智美  大阪大学, サイバーメディアセンター, 特任准教授 (00379108)
キーワード教材開発 / 語彙学習 / 外国語 / e-Learning / Web教材
研究概要

本研究の代表者および分担者は、実用となる外国語コミュニケーション能力の養成をめざして、e-Learningによるリスニング力の科学的養成法およびそのコンテンツの開発に関する研究を長年にわたって続けてきた。しかし現代の大学生は、言語力の基礎であり、リスニング力と共に車の両輪とも言える語彙力が決定的に不足している。そのため、リスニング力を始め、文法力、読解力、そして発信力の向上にも限界が見られる。そこで本研究では、科学的指導理論に基づく語彙力養成用教材を開発し、外国語教育の中の語彙指導を高度化することを目的とした研究を行ってきた。
本研究の目的を達成するため、初年度には、語彙指導システムのおける必要な改善、高度化の方策を策定した上で、英語語彙教材(500語分)を開発し、2年目には、英語語彙教材を連携研究者の所属大学も含め、複数の大学で試用するのと並行して、ドイツ語班の研究分担者及び連携研究者がドイツ語語彙教材(100語分)を開発した。この19年度に実施された英語語彙教材の試用により、本システムは、従来の語彙教材よりも学習効果、効率の面で優れていることが検証された。また、学習者からも好意的に受け入れられていることが判明した。そして最終年度となる20年度は、英語教材を試用したことにより判明したシステム改善案についてまとめ、システムを改修すると共に、研究分担者が所属する大学にてドイツ語教材の試用を行い、開発した外国語語彙力養成のための教材について効果を検証した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 発信語彙の習得を目指した授業実践の試み2009

    • 著者名/発表者名
      竹蓋順子
    • 雑誌名

      新型授業開発プロジェクト-授業支援イニシャティブ-

      ページ: 23-25

  • [学会発表] e-Learningの効用と課題について2009

    • 著者名/発表者名
      竹蓋順子
    • 学会等名
      大阪大学言語文化研究科英語部会FD研修会
    • 発表場所
      大阪大学
    • 年月日
      2009-02-12
  • [学会発表] Development of a Web-based Vocabulary Courseware : A Study on Effective Vocabulary Learning2008

    • 著者名/発表者名
      TAKEFUTA, Junko
    • 学会等名
      The WorldCALL 2008 Conference
    • 発表場所
      Fukuoka, Japan
    • 年月日
      2008-08-08

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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