研究課題
19年度の課題は、ナショナリズムの研究方法の再検討、研究方法共有のための研究の整理、分担者による研究会開催、史資料収集のための海外実地調査、学会発表など報告書または、論文(英文)の作成準備である。(1)国内研究会の開催(国内旅費を必要とする)とそこでの作業2007年4月28日龍谷大学において、酒井啓子「イラクにおけるナショナリズム」、小泉順子(京都大学)「タイにおけるナショナリズム」、ディスカッサント三谷博により、研究会を行った。また、第2回は7月7日東京大学教養学部において、清水耕介「ナショナリズムとフーコーの権力過剰概念について」、栗田「スーダンにおけるナショナリズムをめぐって」による研究会を行った。(2)実地調査(外国旅費を必要とする)および海外共同研究者との連絡本年度は、長崎:インド(グジャラート)、清水:アメリカ(サンフランシスコ)、三谷:アメリカなどにおいて、当該資料館を訪問、資料(含むマイクロフィルム)の購入、現地での聞き取り調査を行い、海外協力者とのより緊密な意見交換および連絡をおこなった。(3)学会報告およびセミナーの開催(国内旅費を必要とする)2007年11月15日〜19日インドニューデリーとコルカタにおいて長崎暢子による日印友好年の記念講演会とセミナー「二人のボース」をはじめ、各メンバーによるアジア経済学会などの学会発表、および報告をおこなった。(4)報告書、および論文の作成準備を行った。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 図書 (3件)
21世紀フォーラム No.106
ページ: 16-22
「脱植民地化地域における政治と思想」(平成15-18年度科学研究費基盤研究(A)(1)研究成果報告書代表若林正丈
ページ: 247-260