東照宮祭祀の基盤・確立・展開

2008 年度 自己評価報告書

• 研究課題/領域番号: 18320102
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 日本史
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 曽根原 理 東北大学, 学術資源研究公開センター, 助教 (30222079)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• キーワード: 近世史

研究概要

(1) 参加する研究者の各々が異なる専門分野を持つため、共通の課題(日本近世社会と東照宮の関係)に対する各々のアプローチ方法について、年2回の研究会で交互に報告を担当し、意見交換を行った。
(2) 東照宮の関係史料について、共同で現地調査を実施した。
(3) 各々の専門分野の研究史や史料調査の成果を共有し、その上に立って各自で、また合同で成果報告を行った(計画した)。

研究成果

• [雑誌論文] 徳川家康年忌行事と延暦寺 (2008)
  • 著者名/発表者名: 曽根原 理
  • 雑誌名: 仏教史学研究 51-1 ページ: 1-21
  • 査読あり
• [雑誌論文] 山崎美成の『日光筆記』-天保期東叡山修史事業と日光山史料採集- (2007)
  • 著者名/発表者名: 山澤 学
  • 雑誌名: 栃木県立博物館紀要 11 ページ: 126-140
• [雑誌論文] The Establishment of Early Modern Buddhism (2006)
  • 著者名/発表者名: 曽根原 理
  • 雑誌名: Acta Asiatica 91 ページ: 65-83
• [雑誌論文] 東照宮祭祀と山王一実神道 (2006)
  • 著者名/発表者名: 曽根原 理
  • 雑誌名: 国史学 190 ページ: 5-24
  • 査読あり
• [雑誌論文] 新出『小児論』二種紹介 (2006)
  • 著者名/発表者名: 牧野 和夫
  • 雑誌名: 実践国文学 70 ページ: 1-9
• [学会発表] 日本近世天台の時期区分、浙江工商大学日本文化研究所・早稲田大学日本宗教文化研究所第3回共同シンポジウム (2008)
  • 著者名/発表者名: 曽根原 理
  • 学会等名: 海を渡る天台文化
  • 発表場所: 天台賓館(中華人民共和国浙江省)
  • 年月日: 2008-06-01
• [学会発表] 柏原談義所の成立をめぐって (2007)
  • 著者名/発表者名: 曽根原 理
  • 学会等名: 日本思想史学会2007年度大会
  • 発表場所: 長崎大学(長崎)
  • 年月日: 2007-10-21
• [学会発表] 談義所と本草学 (2007)
  • 著者名/発表者名: 松本 公一
  • 学会等名: 日本思想史学会2007年度大会
  • 発表場所: 長崎大学(長崎)
  • 年月日: 2007-10-21
• [学会発表] 湖東地域における真言教学と天台教学 (2007)
  • 著者名/発表者名: 大島 薫
  • 学会等名: 日本思想史学会2007年度大会
  • 発表場所: 長崎大学(長崎)
  • 年月日: 2007-10-21
• [学会発表] 徳川家康年忌行事と延暦寺 (2007)
  • 著者名/発表者名: 曽根原 理
  • 学会等名: 仏教史学会第58回学術大会
  • 発表場所: 花園大学(京都)
  • 年月日: 2007-10-20
• [図書] 日光東照宮の成立-近世日光山の「荘厳」と祭祀組織- (2009)
  • 著者名/発表者名: 山澤 学
  • 総ページ数: 406
  • 出版者: 思文閣出版
• [図書] 海を渡る天台文化 (2008)
  • 著者名/発表者名: 佐藤眞人, 曽根原理, 松本公一
  • 総ページ数: 151-175, 225-248, 385-412
  • 出版者: 吉原浩人・王勇(勉誠出版)
• [図書] 神君家康の誕生-東照宮と権現様- (2008)
  • 著者名/発表者名: 曽根原 理
  • 総ページ数: 191
  • 出版者: 吉川弘文館