| 研究課題/領域番号 |
18320110
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| 研究機関 | 滋賀県立大学 |
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研究代表者 |
水野 章二 滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授 (40190649)
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| 研究分担者 |
林 博通 滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授 (30275177)
市川 秀之 滋賀県立大学, 人間文化学部, 助教授 (80433241)
東 幸代 滋賀県立大学, 人間文化学部, 講師 (10315921)
塚本 礼仁 滋賀県立大学, 人間文化学部, 講師 (10315278)
佐野 静代 滋賀大学, 環境総合研究センター, 助教授 (80273829)
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| キーワード | 歴史的環境 / 琵琶湖 / 内湖 / 南津田村文書 / 長命寺文書 / 地籍図 |
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| 研究概要 |
1、湖東地域の彦根市・旧能登川町・旧八日市市(ともに現東近江市)・旧愛知川町(現愛荘町)域などを中心に発掘調査報告書を網羅的に収集・精査して、古代・中世遺跡の成立・推移・消滅の過程や条里地割施工との関係がわかるように発掘成果を整理し直し、開発と河川・琵琶湖との関連などに留意しながら、遺跡立地とその変遷の再検討を進めた。
2、従来全く未調査であった琵琶湖の津田内湖に面する南津田村文書(国文学研究資料館所蔵)の調査を進めて琵琶湖の環境に関する文書を選び出し、その一部をマイクロ撮影した。また平安時代以来の湖東地域の拠点寺院として中世漁業史料などの重要史料を多く伝える長命寺文書(近江八幡市)の調査を行い、史料をデジタル化した。それとともに琵琶湖の民俗調査報告書、あるいは浜名湖・諏訪湖・宍道湖を擁し、琵琶湖との比較研究を進める上で基本となる静岡県史・長野県史・島根県史などの自治体史やその他の史料集などの購入を進め、史資料の充実を図った。
3、近江八幡市・旧能登川町・安土町・高島市などで、琵琶湖の湖岸環境を直接示す資料である明治期の地籍図の所在確認調査を行い、近江八幡市では専門家による写真撮影を行った。特に近江八幡市・高島市に関する一部の地籍図は、CD化して利用の便を図った。
4、大中の湖周辺地域や沖島(東近江市・安土町・近江八幡市)を対象に、共同の現地調査を実施するとともに、文献史学・考古学・地理学からの研究報告を行い、共通認識の獲得に努めた。それと平行して、メンバーそれぞれの視点からの琵琶湖の歴史的環境に関する個別研究を進めた。
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