研究課題/領域番号 |
18320118
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
高田 幸男 明治大学, 文学部, 助教授 (90257121)
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研究分担者 |
井上 久士 駿河台大学, 法学部, 教授 (30286108)
久保 亨 信州大学, 人文学部, 教授 (10143520)
小浜 正子 日本大学, 文理学部, 教授 (10304560)
田中 比呂志 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (90269572)
佐藤 仁史 滋賀大学, 教育学部, 助教授 (60335156)
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キーワード | 近代史 / 現代史 / 長江下流域 / 国際研究者交流 / 中国 / 人的基盤 / 人材育成 / 地域社会史 |
研究概要 |
1年目である本年度は、1定例研究会、2史料講読を軸とした勉強会を積み重ねながら、来年度の現地調査の打ち合わせ、および次世代を担う若手研究者育成の目的から、3共同研究のカウンターパートである南京大学・浙江大学と共に杭州市において若手研究者を中心とした学術交流会を開催し、日中双方ともに中国語で報告・議論をおこなった。 1、定例研究会:下記の研究報告がおこなわれた。 2006.6.17 第1回 飯塚靖「中国国民政府と農村社会」 2006.9.23 第2回 今井就稔「戦時期上海における中国資本家の経済活動について」 2006.12.22 第3回 小川唯「1907〜1926年浙江省教育会と地域社会」、飯塚靖「書評・小島淑男『近代中国の農村経済と地主制』」 2、勉強会:史料の読解と検討をおこなった。 3、杭州学術交流会(2007.3.21)が浙江大学でおこなわれた。 第1セッション:馬俊亜(南京大学)「百年江南手工業之変遷」、徐立望(浙江大学)「江南区域文化研究的幾個問題」、大澤肇(東大・院)「民国時期上海与江南的小学師資状況」、小川唯(東大・院)「江浙戦争後地方自治運動中浙江省教育会的紛糾」 第2セッション:楊青青(浙江大学)「清代嘉湖地区人材群体研究」、戸部健(慶応大・院)「近代天津"社会教育"的演変」、江宏(南京大学)「民国移風易俗与江南民間社会的政治参与」 第3セッション:陳紅民(浙江大学)「"百年江南"視角下的蒋介石研究」、若松大祐(東大・院)「抗戦時期江南地区与被軟禁之張学良」、関智英(東大・院)「再考上海市大道政府」 第4セッション:小野寺史郎(駿河台大学)「関於近代中国政治象征符号近十年来的研究総述」、肖如平(浙江大学)「尋求基層政治的突破」、譚備戦(南京大学)「張静江与浙江的交通建設」 交流会には研究分担者のうち、司会として川尻文彦、田中比呂志が、コメンテーターとして高田幸男、久保亨、小浜正子が参加した。
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