研究課題/領域番号 |
18320118
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
高田 幸男 明治大学, 文学部, 准教授 (90257121)
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研究分担者 |
井上 久士 駿河台大学, 法学部, 教授 (30286108)
久保 亨 信州大学, 人文学部, 教授 (10143520)
小浜 正子 日本大学, 文理学部, 教授 (10304560)
田中 比呂志 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (90269572)
佐藤 仁史 滋賀大学, 教育学部, 准教授 (60335156)
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キーワード | 近代史 / 現代史 / 長江下流域 / 国際研究者交流 / 中国 / 人的基盤 / 人材育成 / 地域社会史 |
研究概要 |
本年度は、1定例研究会、2史料講読会、3第2回夏季江南調査、4聴き取り調査・口述歴史をめぐるワークショップを開催したほか、5国際シンポジウムにて研究報告をおこなった。 1.定例研究会:下記の研究報告をおこなった。 2008.5.31第1回高田幸男、久保亨、中村元哉、加島潤による金子肇『近代中国の中央と地方』書評 2008.10.4第2回高田幸男、久保亨、飯塚靖、小川唯、大澤肇、関智英「第2回夏季江南調査および杭州シンポジウムの報告」 2009.3.13第3回関智英「日中戦争時期、江精衛陣営における新中国についての議論」 2.史料講読勉強会:1910〜20年代の江南地域エリートの日記を講読し、地域エリートの活動空間やその人的ネットワークについて検討した。 3.第2回夏季江南調査:中国浙江大学中国近現代史研究所の協力の下、2008.8.25〜8.30、浙江省杭州市・同蕭山区(旧蕭山県)・淳安市・紹興市において、元学校教員・工場関係者などから1940〜50年代当該地の教育・社会・経済の状況について聴き取り調査をおこない、史料収集をおこなった。 4.東洋文庫現代中国研究資料室との共催で、2008.6.21、中国研究データベース・ワークショップ「オーラルヒストリーと中国現代史研究-技法・記録・語り-」を開催し、中国における社会調査や聴き取り調査に従事する研究者を招聘し、調査方法や口述史料について議論をおこなった。 5.高田幸男は、2008.9.25〜26、浙江大学・浙江省社会科学界連合会主催「漢学研究と中国社会科学」国際シンポジウムに出席し、「地方史研究と新史料の発掘」部会において報告をおこなった。
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