研究課題
基盤研究(B)
本研究は、近世ヨーロッパにおける政治社会における宗教の位置づけの変化、国家領域を超えた人や集団の結合が領域国家の政治的歴史展開のなかでどのような役割を果たしたのか、商業空間の急激な拡大とその質的変化という、三つの歴史的展開を重視している。そしてこれらの展開を一国史の枠組みに基づいた内的発展に限定してみるのでなく、国家領域にとらわれない宗教的・政治的・経済的ネットワークの観点から具体的に検討することによって、近世ヨーロッパ史を新たに構想しようとするものである。10 名の研究分担者・連携研究者・研究協力者の協力を得て、ヨーロッパの多地域からの視座を生かしながら、総体的なヨーロッパ像の把握に務めている。
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Memoires de l'Academie de Vaucluse. 9eme Serie 4
ページ: 156-164
創文 490
ページ: 14-18
Migration and Identity in British History : Proceedings of the fifth Anglo-Japanese Conference of Historians, University of Tokyo Kyozai Shuppan
ページ: 160-171