研究課題
基盤研究(B)
金山のサヌカイト原産地遺跡の発掘調査で旧石器時代から弥生時代中期までの石器生産活動を明らかにした。金山での石器生産活動と消費地での石器生産活動の比較から、岡山県、香川県以遠の遠隔地への流通に専業集団を復元し、瀬戸内海の海運とともに金山産サヌカイト製石器の広域分布の要因とした。金山産サヌカイトの蛍光X線回折による成分分析を行い、東西南北4地域で区分されることを明らかにした。これによって、金山の各地域と消費地の石器生産活動の結び付きをより詳細に跡付けることができる。
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考古学ジャーナル594
ページ: 8-12