研究課題/領域番号 |
18320137
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研究機関 | 追手門学院大学 |
研究代表者 |
南出 眞助 追手門学院大学, 文学部, 教授 (80111904)
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研究分担者 |
森島 覚 追手門学院大学, 経済学部, 助教授 (80278598)
山中 雅夫 追手門学院大学, 経済学部, 教授 (20079346)
重松 伸司 追手門学院大学, 文学部, 教授 (20109242)
西川 善朗 追手門学院大学, 心理学部, 教授 (90079385)
金田 章裕 京都大学, 文学研究科, 教授 (60093233)
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キーワード | 国際研究者交流 / 人文地理学 / オーストラリア / 地域開発 / 国際労働力移動 / 労使関係論 / 対外直接投資 / 自由貿易協定 |
研究概要 |
1.資料収集による知見 (1)4月29日、第1回研究会。ダーウィンを調査対象に設定した。研究テーマは以下のとおり。〔南出〕対アジア貿易の動向、〔森島〕現地企業の労使関係、〔山中〕アジア諸国の対豪直接投資、〔重松〕人的資源の移動と交流、〔西川〕国立公園の観光動向、〔筒井〕ベトナム人コミュニティー、〔金田〕肉牛ビジネスの展開。 (2)5月25日、6月29日、7月19日、各研究会。ABS統計資料等をめぐる討議を行った。その結果、北部準州のみでは経済模規が小さく政府主導型の地域開発が中心であることが、各側面にわたって明らかになった。 2.合同調査による知見 (1)7月下旬〜8月上旬、ダーウィン合同調査。海外研究協力者である西オーストラリア大学デニス・ラムレイ氏を通じて、北部準州政府プロジェクト担当のジョン・マッキュー氏、ウォーターフロント再開発担当のブレンダン・ローソン氏等から説明を受けた。その後各テーマに関わる資料収集を行った。 (2)8月31日、第5回研究会。各自の収集資料による討議を行った。その結果、アジアに対する地理的近接性が最も顕著に反映されているのは、沿岸漁業や海底ガス採掘など、むしろ海域においてであることが明らかになった。その点でも、西オーストラリア州との比較が重要であることが再確認された。 3.個別調査による知見 11月25日、第6回研究会。比較研究が必要な地域を討議し、2007年2〜3月に再度のダーウィン調査、西オースートラリア州、中国などの個別調査を行った。その結果、2007年度はアジア諸国側からの移民や企業進出、投資等に関する両面的な調査の必要性が展望された。
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