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2006 年度 実績報告書

親族データベースの構築と運用に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18320142
研究機関椙山女学園大学

研究代表者

杉藤 重信  椙山女学園大学, 人間関係学部, 教授 (70206415)

研究分担者 川口 洋  帝塚山大学, 経営情報学部, 教授 (80224749)
窪田 幸子  広島大学, 大学院・総合科学研究科, 助教授 (80268507)
中澤 港  群馬大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (40251227)
永崎 研宣  山口県立大学, 情報化推進室, 助教授 (30343429)
遠藤 守  中京大学, 情報理工学部, 講師 (90367657)
キーワード親族データベース / 親族研究 / 人口研究 / 先住民知識 / 家系図
研究概要

平成18年度は、研究会、調査研究、ソフトウェアの更新、サーバシステムの更新を行った。また、研究成果として2点を公開した。
本科研の基盤となる親族データベースシステム(系譜データベースおよび家系図表示)のアライアンス・システムの評価および、分担者の研究状況についての研究会を開催し、情報交換を行った(旅費)。
研究代表者の杉藤がオーストラリアおよびニュージーランドにおいて、国立大学、アボリジニ・トレス海峡民研究所、NT美術博物館、シドニー工科大学、クイーンズランド大学、ニュージーランド国立博物館テパパを訪問し、親族先住民知識データベース構築および連携の可能性に関する調査研究を行った(旅費)。また、分担者の窪田が、フランス、ノルウェーにおいてケーブランレー美術館および国立ノルウェー放送局他を訪問し、先住民知識に関する情報収集を行った(旅費)。
アライアンス・システムのバグフィックスおよび次バージョンの開発を行い、物品費として購入した(物品費)。本年度における主要な開発部分としては、親族名称エディタの実装、複数属性の同時表示機能の実装、ヘルプの更新などを追加し、バグフィックスを行った。
また、旧態化していたサーバを強化するために、サーバを更改し、OSまわりと主要基幹ソフトウェアの更新を行った。(物品費)
なお、本研究に関連して、平成17年12月17日に東京大学医学部で開催された「人文科学とコンピュータシンポジウム」における発表「親族関係分析システム「アライアンス」による「宗門改帳」分析の試み」にたいし、情報処理学会から平成18年度山下記念研究賞を受賞したことを報告していきたい。この研究成果は、本研究の前身となる基盤研究(B)「親族データベースおよび系図の利用に関する応用人類学的研究」(平成15-17年度)に基づくものであるが、本研究とも密接に関連を持っている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 人類学調査支援ツール、親族データベース「アライアンス」について2006

    • 著者名/発表者名
      杉藤重信
    • 雑誌名

      オセアニア学会ニュースレター 68

      ページ: 10-37

  • [雑誌論文] Alliance Project : Digital Kinship Database and Genealogy2006

    • 著者名/発表者名
      SUGITO, S., KUBOTA, S.
    • 雑誌名

      Information Technology and Indigenous People (eds. By L. Dyson et al.), Idea Publishing Group

      ページ: 260-265

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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