研究課題/領域番号 |
18320143
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 京都外国語大学 |
研究代表者 |
野村 雅一 京都外国語大学, 国際言語平和研究所, 客員研究員 (60142014)
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研究分担者 |
樫永 真佐夫 国立民族学博物館, 民族社会研究部, 准教授 (10342643)
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連携研究者 |
川島 昭夫 京都大学, 大学院・人間・環境学研究科, 教授 (00128779)
藤本 憲一 武庫川女子大学, 生活環境学部, 准教授 (00248121)
甲斐 健人 奈良女子大学, 文学部, 准教授 (50272183)
玉置 育子 大阪樟蔭女子大学, 学芸学部, 講師 (80369850)
小森 宏美 京都大学, 地域研究統合情報センター, 助教 (50353454)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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キーワード | エイジング / 世代間関係 / 通過儀礼 / 文化伝達 / ジェンダー / 国際研究者交流 / 台湾 / ドイツ |
研究概要 |
老後と呼び慣わされる人生の段階に至っても、青年・壮年期に形成された個々人のアイデンティティの連続性は保持される。それが若い世代のライフスタイルを受容する文化伝達の逆流現象が生じるゆえんである。認知症の患者には、錯誤により、女性は若い「娘」時代に、男性は職業的経歴の頂点だった壮年期の現実に回帰して生きることがよくある。人生の行程は直線ではなく、ループ状であることを病者が典型的に示唆している。
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