研究課題
基盤研究(B)
形態素分析をベースとした会話分析という方法は、カウンセリングや法律相談というある程度定型的な会話体においても有用である。「だめ」「できない」「わからない」といった否定的表現に着目すると、カウンセラーは相談者より少なく、弁護士は相談者より多い。受任した後はクライアントとの「信頼関係」をどう維持・強化するかも円滑なコミュニケーションのために重要であることが弁護士の報告から明らかになった。弁護士が受任する事件にははっきりとした傾向がみてとれる。もめごとは広範に存在している。それが必ずしも法的紛争の「種」であるとはいいきれないものの少なくないもめごとが「放置」されていることが明らかになった。
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静岡法務雑誌 第2号
ページ: 73-127
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自由と正義 58巻12号
ページ: 27-35
法社会学 68号
ページ: 176-188
対人援助の倫理と法(「臨床と法研究会」活動報告 3巻
ページ: 91-95 頁