研究課題
基盤研究(B)
国際的な要請への刑事法上の対応を検討する際には、規制を求められる行為の当罰性や、外国で用いられた手続の適正性への評価が内在的なものではないだけに、取られる対応の国内法体系上の整合性について、特に慎重に検討されることとなるが、他方で、可能な範囲で国際協調を実現することも、検討されなければならない。それゆえ、国際化に対応して、何を受け入れ、何を退けるかを検討するに当たっては、国際的な動向の意味するところと並んで、国内法体系のあり様についての正確な理解が必要とされると共に、実体的当罰性、手続的適正性に対する既存の評価が変容を迫られる可能性も、念頭に置かれなければならない。
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ジュリスト 1370号
ページ: 93-100
刑事法ジャーナル 14号
ページ: 24-26
刑事法ジャーナル 13号
ページ: 61-70
刑事法ジャーナル
ページ: 40-16
『交通刑事法の現代的課題』(成文堂)
ページ: 187-210