研究課題/領域番号 |
18330014
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
福井 厚 法政大学, 法務研究科, 教授 (60033180)
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研究分担者 |
木谷 明 法政大学, 法務研究科, 教授 (50386330)
後藤 昭 一橋大学, 法学研究科, 教授 (00143256)
水谷 規男 大阪大学, 高等司法研究科, 教授 (20211584)
葛野 尋之 立命館大学, 法学部, 教授 (90221928)
中川 孝博 国学院大学, 法学部, 教授 (40330352)
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キーワード | 未決拘禁 / 未決拘禁の執行 / 代用監獄 / 逮捕 / 勾留 / 保釈 / 監獄法改正 / 受刑者 |
研究概要 |
今年度は、3ヶ年計画の最終年度の第三年度目に当り、研究成果を『未決拘禁制度の改革と展望』(日本評論社)と題して、龍谷大学矯正・保護研究センター叢書の1冊として公刊することが決まったため、その準備のための活動が主たる内容であった。執筆担当者を、序章未決拘禁の基本問題(後藤昭)、第1章身体不拘束の原則(豊崎七絵、水谷規男、葛野尋之、白取祐司)、第2章捜査と未決拘禁(葛野尋之、石田倫識、豊崎七絵)、第3章未決被拘禁者の権利保障(福井厚、中川孝博、緑大輔、斎藤司)、第4章不服申立て・救済(平田和一、佐藤元治)、【資料1】〔比較法〕(葛野尋之、豊崎七絵、石田倫識、斉藤司、緑大輔、白取祐司)、〔施設調査〕(豊崎七絵、・石田倫識、中川孝博)、【資料2】〔附属資料(CD-ROM)〕(福井厚監訳)、と分担して、以下のように準備した。2008年6月14-15日に北海道大学(札幌市)において研究会を実施し、その機会に札幌拘置支所を参観した。2008年7月19-20日に龍谷大学(京都市)において研究会を実施し、葛野尋之「接見交通権について」及び中川孝博「弁護人以外の者との外部交通」の研究報告に基づき議論し、併せて、海外調査報告(石田倫識〔イギリス〕、白取祐司〔フランス〕)を受けた。2008年9月8-10日に九州大学(福岡市)において研究会を実施し、その機会に久留米拘置支所を参観した。2008年12月21日に法政大学において研究会を実施し、平田和一「刑事収容施設における『不服申立て』概観」の研究報告に基づき議論し、併せて、これまで研究会で参観してきた施設参観のまとめを石田倫識が行った。上記刊行に向けた執筆者の最後の調整を、2009年3月30-31日に「かんぽの宿〔熱海本館〕」(熱海市)で実施した。なお、本書の公刊は2009年6月の予定である。
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