| 研究概要 |
本研究は, 二つの目的を持っている。第一の目的は, 企業の結合・再編行為を, 倒産と並ぶ企業のリストラクチャリングの諸手段として位置づけ, それらの長所と短所を分析・比較することである。第二の目的は, 企業のリストラクチャリングに関する適切な法規整のあり方について, 理論的・実証的な分析を踏まえた検討を行うことである。
本研究の主なメンバー(研究代表者・分担研究者・連携研究者)は、商法・取引法を専攻する実定法学者と、ファイナンス・産業組織等を専攻する経済学者からなっており、法学者と経済学者が互いの研究を検討・批判しあいながら研究を進めることにより、企業リストラクチャリングとそれに関する制度に関して、多角的・総合的な理解を得ることを意図している。
|
