2006年度は、6月に国内の研究者を招いて研究会を開き、12月に海外から著名な研究者を招き、箱根で第1回目の「政党再編と生産レジーム変容」国際会議を開催した。 国内研究会は早稲田大学で開かれ、山田鋭夫(九州産業大学)が「先進国経済システムの多様性」、宮本太郎(北海道大学)が「福祉レジームと言説政治」、新川敏光(京都大学)が「制度変化はいかに可能か?」という題で最新の知見を報告された。 第1回国際会議では、井戸が「Party System Change and Transformation of Production Regimes in Advanced Countries : A Research Proposal」、眞柄が「Politics and Economic Restructuring」、押村が「Changing Values and Party Realignment」、海外からT.J.Pempel(カリフォルニア大学バークレー校)が「Between Power and Productivity」、Carlo Trigilia(フィレンツェ大学)が「Politics and Economy」、Laszlo Bruszt(欧州大学研究所)が「Patterns of Political Representation and Varieties of Post-Socialist Capitalism in the Era of Transnationalization」、Philippe C.Schmitter(欧州大学研究所)が「A Balance Sheet of the Vices and Virtues of Populisms'」と題されたそれぞれ本プロジェクトに提出する論文の初稿となる報告を行った。(敬称略)
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