研究概要 |
松島は,5月に統制実験を東京大学キャンパス内でおこなった。今までの実験データをもとに,3本の論文を作成中。「長期的信頼関係の分析」については,データ解析中。島俊彦(大学院生)との共同研究(不確実性と投資決定の最後通牒ゲーム:実験)については,実験データの解析が終了し,論文作成の作業に入っている。北川優子(大学院生)とのプロスペクト理論に関する実験研究は追加実験を準備中。バブルとクラッシュに関する理論と実験の研究については,理論面について第1論文は完成し,現在複数の県連件研究が始まっている。八木伸行(大学院生),宮崎浩一(Pennsylvania State Univ)との共同研究である「Role of Linking Mechanisms in Multitask Agency」はJournal of Economic Theoryに投稿し,改訂を要求され,作業中である。 昨年同様に,神谷は,「動学的取引メカニズム分析」を進め学術論文を完成させた。岡崎は,「日本の株式市場の歴史,実証分析」を進めており,実証分析のためのデータの収集,解析,論文の執筆をおこなった。
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