研究課題
基盤研究(B)
年金問題をはじめとして、現代社会において深刻化する世代間利害対立問題に対して基本的視座を与えるため、衡平性と効率性の観点から社会的に望ましい世代間資源配分とは何かを研究した。各時点で複数の世代が重複して生存するという重複世代経済モデルと、その縮約形である無限効用流列モデルの枠組みの中で、衡平性と効率性の条件を定式化し、それらの基準を満たす資源配分が存在するか否か、存在するならばどのような特性を持つのかを解明した
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Social Choice and Welfare Vol.31
ページ: 179-191
Econometrica Vol.75
ページ: 1143-1174
in J. Roemer and K. Suzumura (eds.), Intergenerational Equity and Sustainability, International Economic Association Conference Volume No.143, Palgrave Macmillan
ページ: 20-35