研究概要 |
【既存3冊の索引データの統合とデジタル化】(1)昨年度作成されたMEGAII/11(H.20上半期刊行予定)の索引と,研究代表者(守)によって以前に作成されたMEGAII/12(既刊)およびII/13(H.20下半期刊行予定)をExcelファイル形式で統合した.(2)統合したExcelファイルをXMLファイルに変換した.(3)上記3冊にかんするXMLファイルに基づいて,索引のHTML形式での表示を作成した. 【テキストのデジタル化】H.18策定の「作成要綱」における新たな方針のもとでH.19年度は,改めて,MEGAII/4.1,II/11,II/12のデジタル化を実施した.具体的にはテキストの構造要素のリストアップ(DTD)とTu-Stepのマクロとの関連付けを考案したのち,Tu-StepからXML変換を実施した. 【学会参加・研究打合せ・中間報告ワークショップ・準備会議の開催】(1)学会参加・研究打ち合わせの開催:国際マルクス学会(パリ第10大学,2007/3-6)に研究代表者および研究分担者が参加し,とくにMEGA部会において今後のMEGAの刊行計画について情報収集を行うと共に,本研究課題にかんする研究打ち合わせを合わせて行った.(2)中間報告ワークショップの開催:2007年12月3日〜8日にベルリン・ブランデンブルク・科学アカデミーから本研究課題の主要な研究協力者であるR.ロートおよびG.ノイマンの2名を東北大学に招聘し,グローバル・デジタル・レジスターにかんするワークショップを開催した.現時点での試作品のテストを行い,問題点の摘出および今後の課題の相互確認を行ったのち,12月5日には約30名の参加者を得て,本事業の中間報告として,試作品のデモンストレーションを実施した.(3)準備会議の開催:2007年3月24-25日にかけてBBAWにおいて,R.ロートおよびR.ヘッカーと準備会議を行い,次年度の作業課題について協議し,スケジュールに合意した.
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