研究概要 |
【索引データの作成とデジタル化およびテキストのデジタル化】(1)1988年に刊行済みのMBGAII/4.1の第2部第1稿について、デジタル・グローバル・インデックスXMLファイルに統合した。(2)すでにH.19年度作成されたMEGAII/13(H.20年10月刊行)の索引について、データのアップデートを実施した。(3)MEGAII/13をXMLファイルに変換した。これで未刊(刊行予定時期未定)のII/4.3を除き、本研究の対象とするII/4.1、II/11, 12, 13の計4巻にかんして索引データおよびテキストのXML化が完了した。【研究成果報告シンポジウム等の開催】(1)2008年10月10日ベルリンにおいてシンポジウムを開催し、本事業の研究成果であるデジタル・グローバル・インデックスについてプレゼンテーションを行った。ドイツはもとより世界各国から40名を超える『資本論』研究者が出席した。(2)その成功を受けて2008年10月15日にはベルリンのBBAW本部においてワークショップが開催され、そこにおいて同様の研究成果報告を行った。12名の研究員の参加を得て、密度の高い専門的な議論がなされた。(3)2009年3月21日〜22日に立教大学経済学部において、本研究の成果報告シンポジウムを開催し、両日のべ50名を超える研究者が参加し、合計12件の報告が行われた。【研究成果公表用ホームページの作成】本研究の研究成果公表用ホームページを東北大学大学院経済学研究科のサーバー上に作成した。【報告書の作成】合わせて冊子体による報告集を作成し、各種研究機関、図書館に配布し、一般の利用に供することにした。
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