研究課題/領域番号 |
18330044
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
金本 良嗣 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00134198)
|
研究分担者 |
田渕 隆俊 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (70133014)
高橋 孝明 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (30262091)
河端 瑞貴 東京大学, 空間情報科学研究センター, 准教授 (60375425)
|
キーワード | 中心市街地 / 集積 / モータリゼーション / 空間データ / 大規模店タ骸 |
研究概要 |
1.都市圏内空間データの整備商業統計メッシュの空間データ整備を行うとともに、空間データの利用システムを改良した。また、事業所・企業統計調査、国勢調査等の町丁目及びメッシュデータの収集、整理を行った。2005年国勢調査に基づく都市圏定義を検討し、都市圏データの整備を行った。 2.GIS基盤の整備商業統計メッシュの空間データの分析のためのGIS基盤を拡充した。マンション価格データをヘドニック分析に用いることができるようにした 3.都市構造に関する実証分析アクセシビリティ測度を用いた都市構造の分析を行った。消費面における集積の経済の推定について、新たな推定手法による分析を行った。 4.都市集積及び商業集積を分析する理論的フレームワークの開発 独占的競争市場の一般均衡モデルを中心とした空間経済学を多角的に再検討し、空間経済学の基礎理論の再構築を試みた。また、産業間の相互連関を実証的に分析し、特定産業の特定地域への集中による集積の経済効果を分析した。 さらに、空間競争の理論をもとにして、大都市圏においてエッジシティが生まれるメカニズムについて分析を行った。所得分配と住宅土地利用に関する研究と不動産情報の独占に関する経済学的な分析を行った。セカンドベスト経済において、ヘンリー・ジョージ定理がどういう方向に修正されるかについての研究を行った。 5.政策評価公共交通の整備,土地利用に関する政策評価を行った.また、交通投資の評価を実際に行う際に用いられている手法について、問題点を整理し、改善の提案を行った。
|