研究課題/領域番号 |
18330053
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
中村 二朗 日本大学, 総合科学研究科, 教授 (30127112)
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研究分担者 |
村上 直樹 日本大学, 総合科学研究科, 教授 (80174275)
丸田 利昌 日本大学, 総合科学研究科, 教授 (60295730)
村田 安寧 日本大学, 総合科学研究科, 准教授 (40336508)
安藤 至大 日本大学, 総合科学研究科, 准教授 (80377126)
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キーワード | インセンティブ制度 / 労働移動 / 人材育成 / ミスマッチ / 労働市場の国際化 |
研究概要 |
昨年度は研究実施計画にあるように以下の3点について研究を行った。3年計画の2年目であり、理論的フレームワークの整理、作成したデータベースによる分析、調査等が行われた。また、幾つかの研究については、論文執筆、学会報告等を行った。調査等については日本側の調査は、ほぼ終了した。 昨年度における各テーマの研究実績および進捗状況は以下の通りである。 1.多部門からなる独占的競争の一般均衡モデルを構築し、非同次選好・部門間生産性格差がある状況下における財の数や構成・部門間労働移動の分析を行い、"On the number and the composition of varieties"を執筆した。 2.賃金決定方式や評価方式の変化が労働者のインセンティブや構造にどう影響を及ぼすか理論的・実証的研究を行った。実証研究においては、わが国の年功的賃金の変化要因等の分析を論文として取りまとめた。理論的研究としては、"Reputation Management and Seniority in Firm"を、実証分析としては、"Effects of Support Measures on Employment of Elderly People in Japan"および「企業別パネルデータによる賃金・勤続プロファイルの実証分析」などの論文を執筆し投稿中である。 3.労働市場の国際化を通じた人材育成に関する研究においては、大型小売業の人材育成と生産性の関係について日中比較を行うための調査を実施した。日本側については、ほぼ調査が終了し、現在実証分析の準備中である。また、中国の人材育成については、別途「中国ソフトウエア産業における人材採用と育成」としても論文に取り纏め学会報告等を行った。
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