• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2006 年度 実績報告書

日本の政府開発援助は途上国への技術移転に寄与しているか?-企業レベルデータ分析-

研究課題

研究課題/領域番号 18330063
研究機関東京大学

研究代表者

戸堂 康之  東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (30336507)

研究分担者 澤田 康幸  東京大学, 大学院・経済学研究科, 准教授 (40322078)
キーワード経済政策 / 国際協力 / 国政貢献 / 政策研究 / 政府開発援助
研究概要

技術援助の効果を企業レベルデータで計測するために、インドネシアの鋳造産業を対象に200社程度の企業調査をインドネシア金属産業開発研究所に委託して行った。これは、各企業に政府開発援助によるものを含む様々な技術援助の手段に関するデータや技術進歩の指標を作成するためのデータについて、訪問調査によって収集しようとするものである。ただし、委託先を決定するためにJICAなどの関係機関に詳細なブリーフィングを行なったこと、委託後に担当者が交代したり、ジャカルタ周辺が洪水に見舞われたりしたことから、当初の予想よりも調査の完了が遅れ、平成18年度中には終了せず、その支払いを平成19年度に繰り越した。この企業調査は平成19年7月に完了し、計120社の企業データが収集され、残金の支払いが行われた。今後の研究機関で、このデータの分析を進めて、政府開発援助による技術援助の効果を計測するとともに、タイの金型産業における同様の研究を進める予定である。

URL: 

公開日: 2010-02-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi