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2007 年度 実績報告書

マクロ変数と株式収益率のクロスセクション

研究課題

研究課題/領域番号 18330067
研究機関一橋大学

研究代表者

祝迫 得夫  一橋大学, 経済研究所, 准教授 (90292523)

キーワード消費資産価格モデル / マクロ経済変数 / 株式収益率のクロスセクション / 予測可能性テスト / JASDAQ市場 / 行動ファイナンス
研究概要

*青野幸平氏との共著によるクロスセクション・データを使った消費CAPMモデルに関する研究論文,"The Consumption-Wealth Ratio and the Japanese Stock Market"について,消費/資産価格比率のデータの再推計を行うとともに,大幅改訂を行い,"The Consumption-Wealth Ratio and the Japanese6 Stock Market"というタイトルに改めて再度セミナー発表(東京大学,神戸大学,一橋大学主催の国際コンファレンス)を行った.この研究については雑誌投稿のための最終版を準備中である.
*日本のJASDAQ市場に関し,日経QUICK社から提供を受けたサーベイデータを用いて,投資家間の「意見の不一致」が株価に与える影響について,最近の行動ファイナンスの発展を踏まえた実証分析を行った.その研究をまとめて日本語版・英語版両方のワーキングペーパーを物価研究センターのDPとして出版するとともに(Webで公開済み),外部での発表での準備を進め,既に今後二つの学会報告が決定している.
*株式収益率の予測可能性について日本のデータを用い,予測変数の持続性(persistence)を考慮した研究を青野幸平氏と行った.当初の研究は「フィナンシャル・レシオを用いた株式収益率の予測」として『経済研究』に発表済みである.この論文の分析方法を洗練させた英語論文を執筆中であり,これについては秋の日本経済学会の大会で発表を行った後,さらに改訂中である.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] フィナンシャル・レシオを用いた株式収益率の予測2007

    • 著者名/発表者名
      青野幸平・祝迫得夫
    • 雑誌名

      経済研究 58

      ページ: 193-202

    • 査読あり
  • [学会発表] Predicting Japanese Stock Returns with Financial Ratios2007

    • 著者名/発表者名
      Kohei Aono and Tokuo Iwaisako
    • 学会等名
      日本経済学会秋季大会
    • 発表場所
      日本大学
    • 年月日
      2007-09-23
  • [備考]

    • URL

      http://www.ier.hit-u.ac.jp/~iwaisako/research/research.html

  • [備考]

    • URL

      http://www.ier.hit-u.ac.jp/~ifd/researchdata.html

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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