研究課題/領域番号 |
18330073
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
中西 聡 名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (20251457)
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研究分担者 |
西澤 泰彦 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 准教授 (80242915)
小堀 聡 名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 講師 (90456583)
堀田 典裕 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助教 (00283391)
溝口 常俊 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (50144100)
吉川 卓治 名古屋大学, 大学院・教育発達科学研究科, 准教授 (50230694)
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キーワード | 近現代日本 / 生活様式 / 社会環境 / 都市生活 / 農村生活 |
研究概要 |
本研究の目的は、近現代日本における生活様式とそれを取り巻く社会環境の歴史的展開を都市と農村の比較に重点を置きつつ解明することである。今年度は、研究報告会、文献資料の共同研究、共同実地調査(フィールド・ワーク)の3つのレベルで研究を進めた。 本研究課題に関連する各研究メンバーのこれまでの研究成果を、研究組織全体で共有するための研究報告会は、今年度も名古屋と東京で交互に行い、名古屋大学で平成20年8月・12月、平成21年2月、慶應義塾大学で平成20年10月、平成21年2月の合計5回開催し、本研究課題に関心のある、本研究組織内外の研究者の参加を得た。 文献資料の共同研究では、都市と農村の比較研究に重点を置きつつ、20世紀日本の生活様式と社会環境に関する基礎資料群である「郡是・町村是」、都市自治体による1920年代〜30年代の社会調査報告書、20世紀前半の農家経済調査書や家計調査報告書を素材として取り上げ、研究メンバーを都市班と農村班に組織した。都市班は、都市自治体による社会調査報告書の検討を開始し、農村班は、「郡是・町村是」資料の調査項目の一覧表の作成に取り掛かり、また1930年代の農家経済調査報告書について共同で読み合わせを行い、分析方法の意見交換を行った。さらに、家計調査報告書について、「郡是・町村是」資料と地域的に接続可能な地域について分析を開始した。 そして、建造物・史蹟調査と聞き取り調査と文献研究を組み合わせる新たな歴史研究の試みとして、建築史・歴史地理・文化史・教育史・経済史などの学際的な研究メンバーによる愛知県下の共同実地調査を平成20年7月・12月に行った。
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