研究課題
本研究では、経営悪化企業の中から再生可能の高い企業を判別するモデルを構築する。具体的には、倒産したり産業再生機構等から支援をうけた企業の破綻に至る過程に内在するリスクを財務面から分析し、モデル化する。また開発したモデルを事業再生可能性の評価に援用しようとするものである。本年度は、昨年収集した加工したデータを元に再生型倒産を申請した企業の特徴を分析した。再生概念の明確化●再生概念を明確化するために、収集した破綻企業から、比較的短期にSAFモデル値^<(1)>が0.7以上に回復した企業について、企業内容を詳細に分析●戦略倒産と、破綻倒産の区分を明確化●当年度データの追加データから第三者割当増資及び債務免除を受けた企業の財務データ収集再生モデルの開発着手●経営行動、破綻処理、再生期間、との関係の分析研究成果の中間発表Asia-Pacific Conference On International Accounting Issuesにて中間発表を行なうとともに、同論文をアメリカで最も権威のある事業再生学会の学会誌、Journal of Corporate Renewalへ投稿し、掲載となった。
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The Journal of Corporate Renewal, Turnaround Management Association Vol.21. No.1
ページ: 18-24
Proceedings of 19th Asian-Pacific Conference on International Accounting Issues
ページ: 1-4
http://www.shirata.net