• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2006 年度 実績報告書

変動期における高校生の社会意識とアスピレーションの形成過程

研究課題

研究課題/領域番号 18330100
研究機関東北大学

研究代表者

木村 邦博  東北大学, 大学院文学研究科, 助教授 (80202042)

研究分担者 海野 道郎  東北大学, 大学院文学研究科, 教授 (90016676)
片瀬 一男  東北学院大学, 教養学部, 教授 (30161061)
秋永 雄一  東北大学, 大学院教育学研究科, 教授 (90212430)
古賀 正義  中央大学, 文学部, 教授 (90178244)
長谷川 計二  関西学院大学, 総合政策学部, 教授 (00198714)
キーワード階層・階級 / 教育 / ジェンダー / 社会意識 / 職業 / 社会移動 / アスピレーション / 労働市場
研究概要

平成18年度からの科学研究費補助金の交付決定を受け、平成18年8月に、宮城県内・仙台市内の高校教育を管轄としている行政機関(宮城県教育庁高校教育課・宮城県総務部私学文書課・仙台市教育局学校教育部教育指導課)に、この研究課題およびその中心である高校生とその保護者を対象とした調査の実施に関して、協力を依頼した。並行して、宮城県高等学校の教員との懇談会や教員に対する聴き取り調査を実施し、高校教育の現状に関する情報を収集した。
また平成18年度には、合計3回の研究打ち合わせ会議兼研究報告会を開催し、研究計画・スケジュールを検討するとともに、平成19年度秋に実施予定の「教育と社会に対する高校生の意識」第6次調査の設計について議論を行った。この調査設計に関しては、以下の3点について基本方針を確定した。第一に、「教育と社会に対する高校生の意識」第1次から第5次調査までの設計の基本を踏襲し、高校2年生とその保護者を対象とする。第二に、調査依頼校は直近の第5次調査だけでなく約20年前の第1次調査との比較もできるような13校を候補とする。第三に、調査項目は、これまで5回の調査と比較が可能な「継続型」の項目と、雇用の流動化や若者の意識の変化などに代表される現代社会の状況に対応した「現代型」の項目とをバランスよく組み合わせる。
研究報告会では、特に第5次調査データの再分析により、高校生の学習時間・メディア接触時間、高校生女子の性別役割意識と教育アスピレーションの規定要因を考察した研究報告が行われた。この研究成果と、過去の調査のデータのさらなる再分析をもとに、第6次調査の企画と分析計画の細部について検討を行った。
平成19年2月には、上記の教育関連行政機関に、研究経過の報告を行うとともに、本研究課題および「教育と社会に対する高校生の意識」第6次調査実施への協力をあらためて依頼した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 父親の不公平感はなぜ低いのか : 不公平感の男女間・親子間比較2006

    • 著者名/発表者名
      海野 道郎
    • 雑誌名

      ESTRELA 152

      ページ: 42-45

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi