研究課題/領域番号 |
18330100
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
木村 邦博 東北大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (80202042)
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研究分担者 |
海野 道郎 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (90016676)
片瀬 一男 東北学院大学, 教養学部, 教授 (30161061)
秋永 雄一 東北大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (90212430)
古賀 正義 中央大学, 文学部, 教授 (90178244)
長谷川 計二 関西学院大学, 総合政策学部, 教授 (00198714)
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キーワード | 階層・階級 / 教育 / ジェンダー / 社会意識 / 職業 / 社会移動 / アスピレーション / 労働市場 |
研究概要 |
仙台圏(仙台市とその周辺の市町村)から調査依頼校を抽出し、高校2年生とその保護者を対象とした調査票調査(「教育と社会に対する高校生の意識」第6次調査)を実施した。調査依頼校の抽出にあたっては、調査対象(高校生とその保護者)が仙台圏全体の縮図となるよう配慮した。また過去の調査との比較可能性も考慮した。並行して、研究打ち合わせ会議を開催し、調査票案を作成した。5〜6月に、教育行政機関(宮城県教育庁高校教育課、宮城県総務部私学文書課、仙台市教育局学校教育部教育指導課など)から調査実施の許可を得て、これらの機関から各学校長に対して調査への協力依頼の連絡をしてもらった。その後、直接、各調査対象校を訪問し、調査への協力を依頼した。13の高校に対して依頼を行った結果、12の高校から調査実施の了承を得た。8月に、調査票案を用いて、調査依頼校以外の高校生を対象として予備調査を実施した。予備調査結果と協力者の高校生からの意見をふまえ、調査票を確定した。9月に調査票や実施の手引きなどを印刷・作成し、10〜12月に、調査依頼校を通して高校生・保護者に依頼する形で、自記式配票調査を実施した。1月中には業者に委託して自由回答部分を除く回答のコードをコンピュータで入力し、データセットの電子ファイル(暫定版)を作成した。2月にこのデータセットを用いて単純集計を行い、特に興味深い知見が得られた点についてまとめた「速報」を作成した。この「速報」は、調査依頼校を通して、調査協力をお願いしたすべての高校生とその保護者に対して、3月中に配布した。また教育行政機関等にも配布するとともに、ウェブサイト上でも公開した。
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