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2008 年度 自己評価報告書

「社会調査史の博物館」としてのリージョン拠点データアーカイブの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 18330108
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関札幌学院大学

研究代表者

大國 充彦  札幌学院大学, 社会情報学部, 教授 (40265046)

研究期間 (年度) 2006 – 2009
キーワード社会学 / 社会調査 / データアーカイブ
研究概要

本課題は、札幌学院大学の「SORDデータアーカイブ」を拠点として、社会学史上大きな意義を有している二つの調査水脈の整理・管理・公開を軸にして、「社会調査史の博物館」構築を目指すプロジェクトである。二つの調査水脈とは、かつて布施鉄治らの北海道大学グループが実施した「夕張調査」と関連諸調査、および東京大学似田貝グループが実施した諸調査である。これまでわが国の、少なくとも社会学会においては、主導的研究者の調査資料であっても退任後は散逸することが常態化していた。本研究によって、このような学問的損失に歯止めをかけるモデルを示すことができる。さらに意義の大きい調査資料を再利用可能なものにすることで、社会(調査)史の再定置、地域社会の記憶の保存、社会学におけるアーカイブズ学(とくに電子化による資料保存技法)の発展に寄与することができる。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 2008 2007 その他

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 「社会調査のアーカイブズ学」の必要性- 札幌学院大学SORDが取り組んだ「夕張調査資料集成」作成経験からの提言-2009

    • 著者名/発表者名
      中澤秀雄、西城戸誠、大國充彦、新國三千代、祐成保志、新藤慶、小内純子、高橋徹
    • 雑誌名

      理論と方法 45(掲載決定・印刷中)

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 第21回SORDワークショップ報告2009

    • 著者名/発表者名
      中澤秀雄、齋藤康則, ほか3名
    • 雑誌名

      社会情報(札幌学院大学社会情報学部) 18(2)

      ページ: 31-103

  • [雑誌論文] 第20回SORDワークショップ報告2008

    • 著者名/発表者名
      小内純子, ほか2名
    • 雑誌名

      社会情報(札幌学院大学社会情報学部) 18(1)

      ページ: 83-115

  • [雑誌論文] 第19回SORDワークショップ報告2007

    • 著者名/発表者名
      大國充彦、似田貝香門, ほか1名
    • 雑誌名

      社会情報(札幌学院大学社会情報学部) 16(2)

      ページ: 101-154

  • [学会発表] 社会学における質的データの電子化の試み- 炭鉱都市・夕張をフィールドとした『北大・生活社会学研究会』の調査データに即して-2008

    • 著者名/発表者名
      齋藤康則
    • 学会等名
      日本アーカイブズ学会
    • 発表場所
      学習院大学
    • 年月日
      2008-04-20
  • [備考] SORDデータ・アーカイブ

    • URL

      http://su10.sgu.ac.jp/sord/

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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