研究課題/領域番号 |
18330121
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山井 弥生 (斉藤 弥生) 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (40263347)
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研究分担者 |
上野谷 加代子 同志社大学, 社会学部, 教授 (40123583)
松端 克文 桃山学院大学, 社会学部, 准教授 (90280247)
加川 充浩 島根大学, 法文学部, 准教授 (40379665)
金田 喜弘 佛教大学, 福祉教育開発センター, 講師 (10411109)
川井 太加子 桃山学院大学, 社会学部, 准教授 (70441102)
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キーワード | 地域福祉活動 / 地域福祉計画 / コミュニティソーシャルワーク / ソーシャルキャピタル / 問題解決システム / 小地域活動 / 住民参加 |
研究概要 |
平成20年度(最終年度)の本研究の実績は以下の通りである。 (1)2年間の本研究についての補足調査 斉藤(研究代表者)は、2008年7月、島根県松江市内3箇所の公民館において、利用者を対象としたヒアリング調査を補足調査として実施した。 (2)関連学会での研究成果発表 日本地域福祉学会第21回研究大会(2008年6月14-15日、同志社大学)において、金田(分担研究者)が「地域福祉(活動)計画策定を通した住民の地域に対する意識の醸成-地区別住民懇談会参加者の調査から-」、加川(分担研究者)が「地域包括ケアシステム形成におけるコミュニティソーシャルワークのあり方に関する研究」をテーマに研究成果の一部を発表し、各研究テーマの議論を深めた。また斉藤は、日本社会教育学会第32回関西研究集会において、「地域福祉と納税者としての学習機会」というテーマで研究成果の一部を発表し、地域福祉と社会教育の連携の可能性についての議論を深めた。 (3)研究成果についての執筆活動 本研究の研究成果については、本研究の終了後に、成果をまとめて出版する計画をたてている。今年度は本研究の最終年度となっているため、出版物の土台となる研究成果報告書を2009年3月末までに完成させる予定である。さらに社会福祉士養成課程の改正に伴って出版される書籍『新・社会福祉士養成講座/第9巻/地域福祉の理論と方法』の要所を、本研究参加者は編集者あるいは執筆分担者として、一定の役割を担っており、ここでも本研究の実績が活かされている。 また今後は各研究者が、学会での口頭発表をもとに論文を執筆し、学会誌など研究誌に投稿していく予定である。
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