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2007 年度 実績報告書

訪問介護の質を評価する利用者満足度尺度の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18330127
研究機関目白大学

研究代表者

須加 美明  目白大学, 人間社会学部, 教授 (40271457)

研究分担者 前田 大作  ルーテル学院大学, 総合人間学部, 教授 (70072965)
キーワード社会福祉 / 高齢者福祉 / サービス評価 / 訪問介護 / 満足度 / サービス提供責任者
研究概要

訪問介護の質を評価する信頼性と妥当性が検討された満足度尺度の開発を目的に、サービス提供責任者が行う調整など事業所の対応の良し悪しによって影響される質の次元を測るモデルをつくり、平成19年8月に調査を行った。訪問介護を利用する高齢者1831人を対象に調査を行い1347件の回答(回収率70%)から欠損値のない本人回答650件を分析データとした。構成概念を5因子(事情聴取と仕事の説明、ヘルパーの仕事範囲、必要とのズレ、サービスの継続性、サービスのばらつき)で表わすモデルにもとづき探索的因子分析を行ったところ、仮説どおりの因子が抽出された。モデルの評価のために確認的因子分析を行ったところ、適合度指標はCFI=0.965、TLI=0.983、RMSEA=0.079となり、構成概念の妥当性が確認できた。信頼性はCronbachのαが0.88で十分なことが確かめられた。他の地域において尺度案を適用し交差妥当性を確かめることが次の課題である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 訪問介護のサービス提供責任者の業務におけるストレス要因の分析2007

    • 著者名/発表者名
      須加 美明
    • 雑誌名

      介護福祉学 第14巻第2号

      ページ: 143-150

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 訪問介護サービス提供責任者の調整業務の質についての研究2007

    • 著者名/発表者名
      須加 美明
    • 雑誌名

      厚生の指標 第54巻第7号

      ページ: 6-11

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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