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2007 年度 実績報告書

地方出身団塊の世代の老年期移行期における職業再適応:生涯発達の視点からの追跡調査

研究課題

研究課題/領域番号 18330134
研究機関岩手県立大学

研究代表者

細江 達郎  岩手県立大学, 社会福祉学部, 教授 (70004059)

研究分担者 青木 慎一郎  岩手県立大学, 社会福祉学部, 教授 (60305282)
小野澤 章子  岩手県立大学, 社会福祉学部, 准教授 (30291850)
細越 久美子  岩手県立大学, 社会福祉学部, 講師 (90311894)
糸田 尚史  市立名寄短期大学, 保健福祉学部, 准教授 (90352484)
キーワード社会心理学 / 団塊の世代 / 追跡調査 / 老年期 / 職業的社会化
研究概要

昭和30年代からの職業的社会化過程の長期追跡調査を老年期移行期に再開したもので、19年度は以下の項目で調査が行われた。
(1)既存の調査資料の整理:調査データのデータベース化に加え、映像資料、音声資料についてもデジタル化し、今後のデータ分析が円滑に行えるよう整備した。
(2)対象者の住所等の確認:郵送法および現地での調査により、調査対象者の住所等について不備を訂正・補完し整備した。
(3)むつ市および下北郡対象者の面接を行った。:19年8月10日から8月17日まで、青森県むつ市脇野沢地区と大間町において、聞き取り調査を行った。計24名の方へ面接を行うことができた。内容は、前回調査以降の経過、親の介護問題、下北を出た人が地元に戻ること(Uターン)、下北への提言等である。
(4)地域外在住対象者への面接調査:19年11月17日から18日に長野県在住対象者、20年3月7日から3月12日まで、首都圏在住対象者に面接調査を行った。計11名の方に面接を行うことができた。内容は上に同じである。
【講演・新聞記事等】
・細江達郎『学ぶこと、働くこと、生きること-下北地域出身者の職業的発達過程の調査から-』放送大学青森学習センターむつ校開設記念公開講演(2007年5月26日・於青森県むつ市、・神奈川新聞コラム「照明灯」へのコメント(19年4月5日)、・朝日新聞社[またまたサザエさんをさがして(集団就職)への資料提供(19年11月30日)[まとめ]60歳退職期を迎えた団塊の世代の対象者のキャリア発達とこれからの老年期への展望について最終年度である次年度の調査の計画が十分準備された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 地方出身者40年のライフヒストリーにみる社会関係の変遷2008

    • 著者名/発表者名
      小野澤章子
    • 雑誌名

      岩手フィールドワークモノグラフ 10

      ページ: 33-45

  • [学会発表] 転機の社会心理学-退職を目前にして人は何を思うのか-2007

    • 著者名/発表者名
      山崎剛信・細江達郎
    • 学会等名
      東北心理学会第61回大会
    • 発表場所
      岩手大学
    • 年月日
      2007-09-06

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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