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2007 年度 実績報告書

大学経営の高度化とそれを支援する政策のあり方

研究課題

研究課題/領域番号 18330182
研究機関国立教育政策研究所

研究代表者

塚原 修一  国立教育政策研究所, 高等教育研究部, 部長 (00155334)

研究分担者 川島 啓一  国立教育政策研究所, 高等教育研究部, 総括研究官 (50224770)
北川 文美  国立教育政策研究所, 高等教育研究部, 主任研究官 (20377047)
濱名 篤  関西国際大学, 人間学部, 教授 (90198812)
川嶋 太津夫  神戸大学, 大学教育推進機構, 教授 (20177679)
山田 礼子  同志社大学, 社会学部, 教授 (90288986)
キーワード教育政策 / 高等教育研究 / 大学経営
研究概要

国際的な大学競争というと、オリンピックのように各国の頂点にたつ大学同士の競争が想定されがちである。実際、自国の「国際級大学」を支援する政策は国内外でみられるし、いわゆるグローバル化にともなってそうした政策を求める声も高まっている。しかしそれだけでなく、国際的な大学競争は、むしろ各国の中堅大学をまきこんで行われている。国際機関における国際的な質保証の議論や、質保証機関の国際的ネットワークなどが課題としているのは、各国のいわば普通の大学がいかなる質を維持しているかという問題である。こうした状況をふまえて、各国の「普通」の大学がいかなる質を維持しているか、それを支援する政策はどのようなものかを検討する。
本年度は以下の活動を行った。
(1)大学経営に関する国内外の先行研究の検討を継続した。
(2)大学経営の事例として、英国ストラスクライド大学、グラスゴーカレドニアン大学、、米国テンプル大学、ミシガン大学アナーバ校、ヴィラノバ大学、ウエストワシントン大学、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校などを訪問調査した。また、参照事例として、英国の質保証機構スコットランド事務所を訪問調査した。
(3)大学経営の最近の動向に詳しい外国の研究者として、米国ゲリー・ローズ教授、英国ウィリアム・ロック氏、同ロバート・コーエン名誉教授などによる講演会を開催した。
(4)韓国における大学経営の動向のうち、とくに大学合併について、その専門家である長崎大学の井出弘人准教授から状況を聴取した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 大学の地域貢献-政策動向のレビューを中心に2008

    • 著者名/発表者名
      塚原修一
    • 雑誌名

      早稲田大学史記要 39

      ページ: 103-128

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 教育と研究の「古典的葛藤」を超える道-先行研究の整理と問題提起2007

    • 著者名/発表者名
      飯吉弘子
    • 雑誌名

      大学教育学会誌 29巻2号

      ページ: 46-52

    • 査読あり
  • [学会発表] シンポジウム2「教育と研究を考える」シンポジスト2007

    • 著者名/発表者名
      飯吉弘子
    • 学会等名
      大学教育学会
    • 発表場所
      東京農工大学(小金井)
    • 年月日
      2007-06-10

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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