• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2006 年度 実績報告書

アメリカ社会科のシチズンシップ教育に関する理論的・実践的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18330185
研究機関筑波大学

研究代表者

唐木 清志  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 講師 (40273156)

研究分担者 桐谷 正信  埼玉大学, 教育学部, 助教授 (90302504)
溝口 和宏  鹿児島大学, 教育学部, 助教授 (30284863)
山田 秀和  弘前大学, 教育学部, 講師 (50400122)
草原 和博  鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (40294269)
森田 真樹  立命館大学, 産業社会学部, 助教授 (60340486)
キーワードアメリカ社会科 / シチズンシップ教育
研究概要

平成18年度は,アメリカ社会科におけるシチズンシップ教育の現代的役割を明らかにするという研究全体の目的を見通し,13名のメンバーそれぞれが個々の分析枠組みを明確にしつつ,日本におけるアメリカ社会科研究のネットワークを構築した。また,具体的には,以下の5点にわたる研究を実施した。
第1に,13名のそれぞれが担当する研究領域において,シチズンシップ教育がどのように議論されてきたのかあるいは議論されているのかを明確にし,シチズンシップ教育を分析する視点を個別に明らかにした。第2に,8月20日と2月4日に研究会を開催し,1回目の研究会では,第1で触れた各人の分析視点を全体で議論することで自らの分析視点をより明確にし,2回目の研究会では,今年度現地調査を行った5名からアメリカ社会科におけるシチズンシップ教育の現状を報告してもらい,アメリカ社会科の現状を全員で確認した。第3に,13名のメンバーそれぞれが日本・アメリカのシチズンシップ教育に関する基本文献を収集し,それらの分析を行った上で,データベース化を行った。第4に,メンバーの内5名が渡米し,現地調査を行った。現地調査においては,教科書やプログラム編集者・開発者と直接面会し,その編集原理や開発原理に関する意見聴取を行った。また併せて,関連する授業の観察も行った。そして,第5に,ホームページの開設準備を行った。ホームページのコンテンツについては,第2回の研究会で議論し,5月開設を目標に,現在編集作業中である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] アメリカ法関連教育カリキュラムにおける文化学習の構造-「法と文化について教える(TEACHING ABOUT LAW AND CULTURES)」の場合-2007

    • 著者名/発表者名
      橋本康弘
    • 雑誌名

      福井大学教育実践研究(福井大学教育地域科学部附属教育実践総合センター) 第31号

      ページ: 49-58

  • [雑誌論文] 世界の窓=アメリカから"日本の社会科指導要領を読む"社会科教育の岐路-市民性育成をめぐる攻防-2007

    • 著者名/発表者名
      渡部竜也
    • 雑誌名

      社会科教育(明治図書) 573号

      ページ: 102-103

  • [雑誌論文] オーセンティック概念に基づく社会科授業開発モデル-知識構築型授業への転換-2007

    • 著者名/発表者名
      藤本将人
    • 雑誌名

      長崎大学教育学部教育実践総合センター紀要 第6号

      ページ: 79-91

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi