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2007 年度 実績報告書

アメリカ社会科のシチズンシップ教育に関する理論的・実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18330185
研究機関筑波大学

研究代表者

唐木 清志  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (40273156)

研究分担者 桐谷 正信  埼玉大学, 教育学部, 准教授 (90302504)
溝口 和宏  鹿児島大学, 教育学部, 准教授 (30284863)
山田 秀和  弘前大学, 教育学部, 講師 (50400122)
草原 和博  鳴門教育大学, 学校教育学部, 准教授 (40294269)
森田 真樹  立命館大学, 産業社会学部, 准教授 (60340486)
キーワードアメリカ / 社会科 / シチズンシップ教育
研究概要

本年度は,アメリカ社会科におけるシチズンシップ教育の現代的意義を明らかにするという研究全体の目的を見通して,昨年度(平成18年度)の研究成果を生かしつつ各人が文献の収集・分析を行い,それぞれの研究を深めていくことに主眼を置いた。具体的には,次の5点にわたる研究を行った。
第1に,個人活動として,シチズンシップ教育に関する分析を深めた。来年度(平成20年度)の報告書作成に向けて,各人はシチズンシップの定義とプログラムの選定に努めた。第2に,全体活動として,研究会を開催した。平成20年1月12日(土)に東京で開催された研究会では,現地調査報告会と報告書作成の準備を行った。第3に,個人活動として,シチズンシップ教育に関する基本文献の収集・分析を行った。数多くの文献の中で特に個々の研究に直結する文献を選び出し,文献解題を行い,情報の共有化を図った。第4に,個人活動として,現地調査を行った。今年度は,溝口和宏・桑原敏典・橋本康弘・吉村功太郎・藤本将人の5名が渡米し,インタビューを中心とした調査を行った。そして,第5に,全体活動として,ホームページの開設準備を行った。ホームページに関しては枠組みはほぼ決定し,来年度早々に公表する予定である。
研究会における議論やメールを利用した意見交換の中で,社会科教育とシチズンシップ教育の関係性に関する理解の仕方が各人で異なることが明らかとなった。そこで,来年度は,この違いを明確にしつつ,最終報告書を作成することにより,われわれの研究的価値を高めていくことに留意していきたい。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] アメリカ多文化的歴史スタンダードにおけるアメリカ先住民-アリゾナ州・ニューメキシコ州・コロラド州を事例として-2008

    • 著者名/発表者名
      桐谷 正信
    • 雑誌名

      中研紀要 教科書フォーラム NO.5

      ページ: 62-72

  • [雑誌論文] 市民社会組織との協働によりシティズンシップ教育の実践-桶川市立加納中学校の選択教科「社会」の事例-2007

    • 著者名/発表者名
      大友 秀明
    • 雑誌名

      埼玉大学教育学部附属教育実践総合センター紀要 第6号

      ページ: 115-138

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 地理教育(学界展望:年間展望)2007

    • 著者名/発表者名
      草原 和博
    • 雑誌名

      人文地理 第59巻3号

      ページ: 37-38

    • 査読あり
  • [学会発表] 公民教育における開かれた価値形成-「法/司法」における価値基準の批判的検討を通して-2007

    • 著者名/発表者名
      溝口 和宏
    • 学会等名
      全国社会科教育学会第56回研究大会・社会系教科教育学会第19回研究大会合同研究大会
    • 発表場所
      兵庫教育大学
    • 年月日
      2007-10-28
  • [図書] 世界のシティズンシップ教育-グローバル時代の国民/市民形成-2007

    • 著者名/発表者名
      嶺井 明子
    • 総ページ数
      43-54
    • 出版者
      東信堂

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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