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2007 年度 実績報告書

社会科系教科における現職教員の授業力向上プログラム作成のための研究

研究課題

研究課題/領域番号 18330195
研究機関国立教育政策研究所

研究代表者

谷田部 玲生  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (30311137)

研究分担者 下野 洋  星槎大学, 共生科学部, 教授 (30142631)
三浦 軍三  宇都宮共和大学, シティライフ学部, 教授 (00109141)
棚橋 健治  広島大学, 教育学研究科, 教授 (40188355)
桑原 敏典  岡山大学, 教育学部, 准教授 (70294395)
工藤 文三  国立教育政策研究所, 初等中等教育研究部, 部長 (30231096)
キーワード社会科系教科 / 授業力 / 現職教員研修 / 授業計画力 / 授業実践力 / 授業評価力 / 授業改善力・再構成力 / 教師教育
研究概要

平成19年2月に、国内における社会科系教科の現職教員研修の現状と課題を明らかにするために実施した以下のアンケート調査の集計・分析を行った。
(1)国立大学教育学部の社会科教育講座対象に、実施状況等のアンケート調査
(2)都道府県、市町村の教育センター等に対して、実施状況等のアンケート調査
(3)各都道府県の小社研の会長、事務局等に対して、社会科に関する研修の実施状況等のアンケート調査
(4)学会発表者、小社研の会員等、社会科に熱心に取り組んでいると考えられる教員に対して、研修歴、どんな研修が必要か等のニーズについてアンケート調査
その結果、現職教員研修では、校内研修、教育センター等での研修が特に有効に機能していること、また、ワークショップ形式や話し合いなどが効果的な方法であることなどが確認できた。
以上を踏まえて、研修プログラムを3パターン作成し、作成したプログラムを使用して、以下の3カ所で実験的に研修を実施した。
(1)岡山大学大学院(主に大学院生対象)
(2)山梨県昭和町立常永小学校(校内研修として全教員対象)
(3)大分大学教育福祉科学部附属中学校(主に中学校・高等学校の社会科系教員対象)
各実験的な研修においては、プレアンケート、ポストアンケート、終了後の聞き取り等を行い、研修の有効性、改善すべき点等を確認した。その結果、それぞれの研修プログラムは、社会科授業力向上にある程度有効性を持つことが確認できた。しかし、研修内容、研修における授業ビデオの使用方法等、改善すべき点も確認することができた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] わが国の初等・中等社会科教員養成の実態に関する基礎的研究(I)-大学主催の10年次研修の実態から見るわが国の教員養成-2008

    • 著者名/発表者名
      渡部 竜也
    • 雑誌名

      東京学芸大学紀要 人文社会科学系 第59集

      ページ: 1-23

  • [学会発表] 現職教員研修の現状と課題 -アンケート調査の結果から-2007

    • 著者名/発表者名
      谷田部 玲生
    • 学会等名
      日本社会科教育学会第57回全国研究大会
    • 発表場所
      埼玉大学教育学部
    • 年月日
      2007-10-08

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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