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2006 年度 実績報告書

特別支援教育体制における盲・聾・養護学校のセンター的機能の確立・発展に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18330199
研究機関筑波大学

研究代表者

前川 久男  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (50165635)

研究分担者 齋藤 佐和  目白大学, 保健医療学部・言語聴覚学科, 教授 (00015819)
安藤 隆男  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (20251861)
皆川 春雄  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (30400691)
柳本 雄次  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (30114143)
西川 公司  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (60375516)
キーワード特別支援教育 / センター的機能 / 軽度発達障害 / 支援の体系化 / 評価システム
研究概要

研究1:乳幼児期・幼児期における障害の発見およびフォローアップシステムとしての発達支援・家族支援の体系化に関する研究
聴覚・視覚障害の早期診断から療育開始に至る早期発見システムの状況と教育・療育機関での初期相談の現状を把握することを目的に全国規模の調査を実施した。また海外の実態把握のためにドイツを視察した。全国調査から、聴覚障害では地域差はあるが全体的には新生児スクリーニングが拡大しており,教育・療育機関では0歳代から支援が展開されていた。視覚障害では医療機関から教育・療育機関へのルートの存在が確認できたが,支援開始年齢は聴覚障害に比べて高い傾向が見られた。両障害とも他機関との連携が課題に挙げられ,フォローアップをする上で多職種間のネットワーク構築の重要性が示唆された。
研究2:幼児期・児童期における軽度発達障害児の発見・評価のシステムと支援プログラムの開発に関する研究
海外の主として大学附属センターにおける軽度発達障害児に対する評価や教育的支援プログラム及び地域との支援体制を把握するために、英国と米国を視察した。また、国内の行動アセスメントフォーマットの収集を行うとともに、附属大塚養護学校支援部の実践事例を基に、有効なアセスメント項目の抽出・整理を行った。認知機能評価検査では、認知機能をプログラミング、注意、情報の符号化の4つ機能的単位からなるPASS理論を基に作成されたDN-CASの日本版を作成し、従来から利用されてきたWISC-III、K-ABCとの関連や相違を明らかにした。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] DNCASの事例研究2007

    • 著者名/発表者名
      前川久男
    • 雑誌名

      筑波大学特別支援教育研究 第2巻(印刷中)

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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