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2006 年度 実績報告書

スリランカにおけるインクルーシブ教育を組みこんだ初等中等教育教員養成モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 18330204
研究機関熊本大学

研究代表者

古田 弘子  熊本大学, 教育学部, 助教授 (60315273)

研究分担者 中園 優子  熊本大学, 教育学部, 非常勤講師 (20261761)
黒田 一雄  早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (70294600)
松本 なるみ  宇都宮短期大学, 人間福祉学科, 講師 (70442027)
斉藤 ふくみ  熊本大学, 教育学部, 助教授 (30336193)
桑畑 美沙子  熊本大学, 教育学部, 教授 (80040070)
キーワードスリランカ / インクルーシブ教育 / 教員養成 / 基礎教育 / 障害児教育 / 国際教育協力
研究概要

本研究の目的は、発展途上国において障害児の基礎教育普及をめざすための,インクルーシブ教育を組みこんだ初等・中等教育教員養成のあり方を明らかにすることである。申請書に記した2つの課題について本年度の研究実績を記したい。
1.スリランカにおける初等・中等教員養成及び障害児教育教員養成の現状整理
(1)現地調査の実施
・中央州キャンディ県キャンディ、マータレ及びヌワラエリヤ県のハットン、北西部州クルネガラ県において、学校教育及び障害幼児学齢児・青年へのノンフォーマル教育の実状調査を行った。
・ペラデニヤ大学における障害児教育の授業視察、特殊教育コースを有する教員養成カレッジ(ハーピティガマ校・ダルガタウン校)訪問、一般教員養成カレッジ(スリ・パーダ校)訪問による特殊教育及び初等・中等教員養成の実態把握を行った。
2.スリランカにおけるインクルーシブ教育を組みこんだ初等・中等教育教員養成モデルの作成・検討
(1)資料収集
海外(タイ、ユネスコバンコクオフィス)での資料収集及び関係者へのインタビュー
(2)海外共同研究者との連絡・調整
スリランカの共同研究者とのミーティングを個別、または所属部署別に計10回程度もった。また、スリランカ、ペラデニヤ大学との共同開催という形態で、「第一回インクルーシブ教育会議」を開催し、スリランカ及び日本双方の研究者、担当者間での発表・討議の場をもった。
(3)初等中等教育教員養成モデル案の原案を作成した。
来年度は、計画通り研究を遂行するとともに、本年度に十分にアウトプットを出せなかった研究成果の公開について本腰を入れて取り組みたい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] スリランカの学校における保健管理と保健教育-中央州における学校訪問調査から-2007

    • 著者名/発表者名
      斉藤ふくみ
    • 雑誌名

      熊本大学教育実践研究 第24号

      ページ: 109-116

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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