研究課題
基盤研究(B)
本研究の目的は、気体、流体、弾性体等の運動を記述する非線形偏微分方程式系に対し、それらの系に内在する消散構造の的確な特徴付けを与え、そこに現れる非線形振動・波動現象の安定性解析に応用することである。特に、従来の「川島条件」をより的確に理解することで、これまでの一般論で除外されていた消散構造を解明し、エネルギー評価式や減衰評価式における可微分性の損失が引き起こす困難を克服し、非線形安定性解析に関する新たな応用研究の展望を開くことを目指している。
すべて 2009 2008
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件)
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