研究概要 |
「すざく」X線反射鏡の画像歪み修復するプログラムを開発するとともに、日本の次期X 線観測衛星で使われる予定のX線ミラーが生む人工的偏光の上限を実測した。また気球を使って「かに」星雲やブラックホール天体白鳥座X-1から観測される硬X線の偏光を測定する装置、PoGOLiteを開発した。画像修復のプログラムの成果は、Sugizaki, Kamae, Okajima, PASJ 61S (2009) 55、PoGOLiteの偏光観測装置は、Kamae et al.Astroparticle Phys.30 (2008) 72、ミラーが生む人工的変更については、Katsuta et al., Nuclear Instr.Meth.A, 603 (2009) 393で発表した。
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