研究課題
基盤研究(B)
沈み込み帯におけるマグマの生産が, 大陸地殻の形成・成長・進化に対して大きな役割を果たしていることは, 様々な研究によって広く支持されている。しかし一方で, 新たなプレートの沈み込みがいかにして始まり, どのような過程でどのような化学組成のマグマが生じ, それが時間と共にどう変化するのか, ということについては, 未だ断片的な情報しか得られていない。本研究では, オマーンオフィオライトおよび伊豆小笠原弧の火山岩・変成岩について岩石学的・地球化学的研究を行うことにより, 沈み込み帯形成最初期における, 沈み込む海洋リソスフェア(スラブ)からマントルへの物質移動とそれに伴うマグマ形成過程を明らかにする。
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Geochemical Journal vol.43
ページ: 133-141
Geology vol.35
ページ: 1051-1054
Geochemical Journal vol.40
ページ: 121-133