研究課題
基盤研究(B)
我々は、独自に見出した光配位子交換反応を利用し、2-10核のRe(I)ジイミン錯体が二座リン配位子で架橋されたリング状レニウム多核錯体の合成に成功している。本研究によって、異種ジイミン配位子を有するリング状Re(I)多核錯体(3-5 核)の合成経路を設計し、その単離に初めて成功した。合成に成功した異種ジイミン配位子を有するリング状錯体の発光スペクトル及び発光寿命を比較検討した結果、特に3核錯体において、効率の良い光エネルギー集約が起こっていることがわかった。
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J. Am. Chem. Soc 130
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