研究課題
基盤研究(B)
非圧縮性乱流の高精度非定常数値計算手法として知られている自乗量保存形の差分スキームを, 圧縮性乱流,さらに移動格子へと拡張した. 圧縮性乱流に対する自乗量保存形差分スキームの構成は, 密度の平方根の重み付き補間を導入することで構成された. さらに, 圧縮性流れの輸送方程式と移動格子に対する輸送方程式とのアナロジーから, ヤコビアンの平方根の重み付き補間を導入することで, 移動格子に対する自乗量保存形の有限体積法が構成された. 検証計算を通して, 構成された手法の有効性が確認された.
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http://morinishi.mech.nitech.ac.jp/