研究課題
基盤研究(B)
本研究課題では、自励発振能力を含むアクティブな性質を持つシリコンニューロンの次元を上げ、その大規模結合系のマクロな回路網であるシリコンブレインにおける情報処理を前提とした高次特性への関与を解明する。1つの具体例は、前課題のレベルでは困難であったが生理学的には広く興味が持たれ際立った特性であるバースト発火現象をシリコンニューロンに発現させ、これによりシリコンブレインの全く新しい高次の機能を引き出し、脳の情報処理機構の新たな獲得ならびに知的な処理に結びつく新機能の創製と開発に繋げる。このため我々が提案した逆関数遅延IDモデルをベースにしたさらに高次な一般性の高いモデルを構築し、応用をも視野に入れてこのモデルをベースとした集積回路による高次アクティブシリコンブレインを製作して、その測定と評価を通して超並列情報処理機構を明らかにする。
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CHAOS 18
ページ: 023120-1 - 023120-12
IEICE Trans. Fundamentals, E91-A 4
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IEICE Trans. Fundamentals,E90-A 10
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