研究概要 |
エネルギー弁別を用いた連続処理型材料識別X線CTの研究であり,大まかには次の要素の研究を進展さたせ。・エネルギー弁別型放射線イメージングデバイス・X線CT光学系、システム・測定計測制御・信号処理、画像処理 それぞれの要素のブラッシュアップを図った。まず,シミュレーションにより原理的に材質識別が可能であるととを実証し,できるだけ物理に忠実な測定のために散乱線除去のためのコリメーションを設け,測定条件の最適化を図った。 その結果,原子番号22までの範囲で,測定時間は掛かるモノの十分な精度を確保することが可能となった。 一方の,連続処理のために低ステップ測定による精度の向上を図った。今年度はセキユリティー検査目的に特化した形でステップ数減少に伴う画質劣化を補完により補うことで原理的確認を行った。。
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