研究課題/領域番号 |
18360193
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
薮上 信 東北学院大学, 工学部, 助教授 (00302232)
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研究分担者 |
荒井 賢一 東北学院大学, 電気磁気材料研究所, 理事 (40006268)
高井 良尋 東北大学, 医学部, 教授 (50107653)
石山 和志 東北大学, 電気通信研究所, 助教授 (20203036)
枦 修一郎 岐阜大学, 工学部, 助手 (90324285)
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キーワード | 放射線治療 / 位置検出 / ワイヤレス磁気マーカ |
研究概要 |
(1)長さ10mm、直径約1.2mmの外形寸法で、微細コイルおよびチップコンデンサのみから構成されるワイヤレス磁気マーカを試作し、磁界検出コイルアレイから150mmまでの検出範囲で、1mm程度の相対位置精度を得た。 (2)センサアレイの設計 放射線照射装置の治療台に人体を模擬したファントムを配置することを想定し、上下にセンサアレイをそれぞれ15個程度配置し、3軸の励磁コイルを有する励磁コイルと検出コイルアレイを設計した。センサアレイは格子状に配置し、間隔は100mm程度となる。ファントム用の空間は半径約300mmの円筒状とした。 (3)信号取得部の高速化 マーカの検出範囲を深さ150mm程度を250mm程度へ拡大することを意図して、マーカの動作周波数を現在の100kHzから2MHzに高めるための信号取得部を開発した。信号処理部はPCI(Peripheral Component Interconnect)により構成し、すべての検出コイルを高速ADコンバータに並列接続し、高速に処理した。磁界強度は大まかには距離の3乗に反比例するため、1mm程度の位置精度で検出できる範囲は現行の150mmから250mm程度へ拡大できると考えられる。
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