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2008 年度 実績報告書

成熟社会における社会資本整備の方向性と制度改革

研究課題

研究課題/領域番号 18360243
研究機関岐阜大学

研究代表者

竹内 伝史  岐阜大学, 地域科学部, 教授 (70065283)

キーワード成熟社会 / 社会資本整備 / 費用便益分析 / 生活基盤 / 地方の佳さ / 開発権取引き / エコライフ / バリアフリー
研究概要

本研究主題は次の3つの側面から各連携研究者が分担して研究が進められた。
(1)成熟社会における社会資本整備の新たな評価視点・評価軸の考察・開発
(2)従来の社会資本整備の社会便益計測技法の改善・拡張と応用
(3)従来の社会資本整備事業制度と批判的総括と新たな制度論の構築
各連携研究者はそれぞれの観点から研究を進めているが、これらの中間成果交流と行政担当者との意見交流を兼ねて、平成20年5月8日に、公開シンポジウム(財)名古屋都市センターと共催)を行った。研究報告は上記(1)の観点から西村、(2)の観点から奥田、(3)の観点から加藤が行い、他の連携研究者と名古屋市行政担当者を交えて「「生活基盤」に重点をおいた社会資本整備の新たな評価軸を考える」をテーマに討議を行った。また、12月2日には本研究会の研究報告シンポジウムを市民公開で開催し、竹内が総括報告を「いま、どんな社会資本整備が必要なのか」と題して行った(この論旨は日刊建設産業新聞11月13日(木)付紙面に寄稿論文として掲載されている)。ほか、高木が上記(2)について、富樫、加藤が(1)について基調報告を行っている。ここでの討議(全員参加)をまとめ、さらに3年間の研究成果を総括して、230ページに及ぶ研究報告書を印刷公刊した。内容は3部に分かれており、第1部は全11名各員の研究成果とりまとめ、2部が上記シンポジウムの記録であり、第3部に3年間に各員が公表した論文・文章の複写を集成している。これは、関係各方面に送付するとともに各分担者の下において公開される。

  • 研究成果

    (12件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (5件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 排出権取引による水質汚濁負荷削減の影響分析-ベンチマーク&クレジット方式の併用-2009

    • 著者名/発表者名
      奥田隆明
    • 雑誌名

      土木学会論文集G 65

      ページ: 5-13

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 開発権取引による都市緑地化の影響分析2008

    • 著者名/発表者名
      奥田隆明
    • 雑誌名

      環境経済・政策学会 64

      ページ: 151-159

  • [雑誌論文] 岐阜県における東海環状自動車道開通による経済効果-企業の意識構造分析-2008

    • 著者名/発表者名
      三井栄
    • 雑誌名

      日本都市学会年報 41

      ページ: 27-34

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 公共交通空白地域におけるアクセス交通の導入に対する支払い意思額構造に関する研究2008

    • 著者名/発表者名
      廣畠康裕
    • 雑誌名

      土木計画学研究・論文集 25

      ページ: 543-550

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 街なか居住とコンパクト・シティ-岐阜市の都市構造と中心市街地活性化をめぐって-2008

    • 著者名/発表者名
      富樫幸一
    • 雑誌名

      自治研ぎふ 87

      ページ: 11-28

  • [雑誌論文] 低炭素社会に向けた都市空間のマネージメント-通勤交通からのC0_2排出削減-2008

    • 著者名/発表者名
      奥田隆明
    • 雑誌名

      地球環境研究論文集 16

      ページ: 137-144

    • 査読あり
  • [学会発表] 市民と行政職員の都市基盤に関する意識の比較分析-中部地区7県を事例として-2008

    • 著者名/発表者名
      加藤哲男
    • 学会等名
      土木学会
    • 発表場所
      土木計画学研究発表会
    • 年月日
      2008-11-02
  • [学会発表] 歩道照度の実態調査-夜間における歩行環境をよりよくするために-2008

    • 著者名/発表者名
      磯部友彦
    • 学会等名
      日本福祉のまちづくり学会
    • 発表場所
      日本福祉のまちづくり学会第11回全国大会
    • 年月日
      2008-09-01
  • [学会発表] 夜間における交通バリアフリー対策の高度化に関する-考察-歩道照度の実態調査-2008

    • 著者名/発表者名
      磯部友彦
    • 学会等名
      土木学会
    • 発表場所
      土木計画学研究発表会
    • 年月日
      2008-06-07
  • [学会発表] 自助・共助・公助を踏まえた避難計画策定のための避難情報システムの構築2008

    • 著者名/発表者名
      高木朗義
    • 学会等名
      土木学会
    • 発表場所
      土木計画学研究発表会
    • 年月日
      2008-06-07
  • [学会発表] 歩行空間のすべり摩擦抵抗値の評価2008

    • 著者名/発表者名
      磯部友彦
    • 学会等名
      土木学会
    • 発表場所
      土木計画学研究発表会
    • 年月日
      2008-06-07
  • [図書] 中山間地域に再生するか2008

    • 著者名/発表者名
      西村貢, ほか12名
    • 総ページ数
      230-249
    • 出版者
      アカデミア出版会

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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