研究課題/領域番号 |
18360276
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研究機関 | 宮城学院女子大学 |
研究代表者 |
林 基哉 宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (40320600)
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研究分担者 |
本間 義規 岩手県立大学, 盛岡短期大学部, 准教授 (90331272)
長谷川 兼一 秋田県立大学, システム科学技術学部, 准助教授 (50293494)
大澤 元毅 独立行政法人建築研究所, 環境防火研究グループ, グループ長 (20356009)
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キーワード | シックハウス / 室内空気質 / 湿気 / 換気回路網 / カビ |
研究概要 |
■研究1は、分担者:大澤元毅が担当した。19年度は、18年度に引き続き一般住宅供給者の設計図面及びアンケート調査結果、国土交通省による2000年度からの室内空気環境に関する全国実態調査結果を活用して、構法、換気方式などに注目して内部通気に関する統計分析を20年度に継続して行い、内部通気が室内空気環境に与える可能性に関する検討を行った。 ■研究2は、代表者:林基哉が担当した。19年度は、在来構法による部分スライスモデルの設計を行い、6体の部分スライスモデルを製作した。 ■研究3は、代表者:林基哉と分担者:本間義規、長谷川兼一が担当した。19年度は、内部空間内での通気性状とカビの挙動のメカニズム把握のために、部分スライスモデルと粉体を用いた実験を行い、カビの挙動のシミュレーションの可能性に関する基礎的な予備実験を行った。 ■研究4は、分担者:本間義規が担当した。19年度は、内部空間内での通気と気流性状の把握の基礎検討として、気流シミュレーションプログラムの選定作業を行った。 ■研究5は、代表者:林基哉、分担者:長谷川兼一、本間義規が担当した。19年度は、18年度から継続して在来構法の実在住宅10件と、新たに6件を加えた対象について床下、小屋裏、壁体の内部空間におけるカビ数を測定し、年間のカビ数の推移と、室内、内部空間、外気との相関性を把握した。
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